2019シーズン印象に残った3試合
我が甲府は先週のプレーオフに敗れたことで今シーズンの戦いは全て終わってしまった。3年ぶりのJ1復帰はならなかったものの、今シーズンも青き戦士たちは我々の心に多くの感動するゲームをしてくれた。
今シーズンの戦績は20勝11分11敗、勝ち点は71の5位。自動昇格した2位の横浜FCとは勝ち点差は8であった。
今シーズンの戦いを振り返っても、やはり序盤戦の佐藤洸一選手のロスタイム弾による敗戦阻止が何試合かあり、その効果が後半戦のプレーオフ進出を大きく手繰り寄せたような気もする。
しかし、今シーズンの甲府は勝ち点0になりそうな試合を1にするゲームはできても、ドローゲームを勝ち試合にする試合は少なかったように感じる。来シーズン、自動昇格でJ1に行くためには1を3にする戦いを増やしていくことが重要だろう。
そんなわけで、今シーズンの印象に残ったゲームを勝手に3試合選んでみた。
1. 第4節vs長崎(○2-0)@中銀スタ
今シーズンのホーム開幕戦は史上最多の15665人の来場を記録。試合は中盤で強度を高めてショートカウンターを狙う甲府が、ウタカのゴールで幸先よく先制する。その後も、コーナーキックから追加点を奪うと、ブロックを形成してカウンター時にはドゥドゥやピーターウタカが飛び出す攻撃にシフト。システムを変更して攻勢をかけてきた長崎にも冷静に対処し、ホーム開幕戦で完封勝利を達成した。